次世代へつなぐ農業を!
~本校で農業の魅力を体感しましょう~
山口県立農業大学校は、周防灘に浮かぶ風光明媚な島々を見渡す防府市のシンボル大平山(標高631m)の麓に、「東京ディズニーシー」に匹敵する広大なキャンパスを構えています。
校内には、ガラス温室やパイプハウスが立ち並び、果樹園や露地ほ場、収穫物の出荷調整施設なども整備されています。加えて、肉用牛・乳用牛合わせて約60頭の牛を飼育していることから、畜舎の他に、放牧場や飼料畑もあります。
本校は、昭和9年、阿弥陀寺本堂に事務所を置いた「県立牟禮農民道場」として創設しました。以降、幾多の変遷を経て、昭和53年、農業改良助長法の一部改正に伴い「農業大学校」となりました。平成19年度には、文科省から専修学校(専門課程)として認可され、現在に至っています。この間、県内外で農業振興の中心となって活躍する多数の人材を輩出してきました。
本県農業振興方針に基づき、先端技術を活用し、講義・演習・実習を有機的に結合した実践的な学修をとおして、中核経営体や産地に就業する人材等、農業の担い手及び地域農業の振興に指導的役割を果たす、創造力と実践力豊かな即戦力となる人材を育成する。
教育方針のもとに、次に掲げる事項を教育目標とする。
1 就業先の実情を踏まえた実践的な知識・技術の育成
2 進展著しい先端技術への対応能力の育成
3 法人の中核を担うための経営管理能力の育成
4 地域の活性化に資する知識・技術の育成
5 コミュニケーション能力やマナー等の豊かな人間性の育成